名古屋を中心に愛知県の未婚率が高い！？その理由とは？

日本の未婚率は1970年以降、男性、女性問わずほとんど全ての年齢層において増加傾向が続いています。中でも東京都が最も未婚率が高く、生涯未婚率においては25.25％と、全国平均を5％以上上回っていました。

愛知県も名古屋市を中心に、男女共に未婚率が高い地域の一つです。その他、神奈川県、福岡県、大阪府などの都市はどこも未婚率が高めです。ビジネス街に住んでいる人々は、仕事で忙しく結婚を考える余裕がないことがその要因の一つとなっています。またその他にも適当な相手との出会いがないことを理由として掲げている人も少なくありません。

現在、一般的に結婚する人が多いとされる20代から30代の未婚率は男性、女性共に90％を超えています。学生から社会人になる25歳～29歳でも女性の6割、男性の7割が未婚であるというデータが出ています。女性の場合、出産への意識からか、30代に入ると未婚率が大きく下がりますがそれでも３割以上は未婚です。

近年、様々なメディアで晩婚化という言葉が取り上げられています。結婚に適齢期があるという考え方に対して疑問を持つ若い人が増えており、結婚を決意する年齢が遅くなっていると考えられます。愛知県名古屋市の未婚率は高いですが、生涯未婚率はそれほど高くありません。つまり、現在は結婚していなくても、将来的に結婚をするつもりだと考えている人は決して少なくないことが推定できます。実際、恋愛経験の少ない現在の20代の男女のおよそ9割が将来的には結婚したいという考えを持っているというデータがあります。

結婚に対する考え方が慎重になっている今、結婚相談所はしっかり相手のことを知ったうえで交際を始めることができる手段として注目されています。名古屋のように都会にある結婚相談所には、結婚への意欲がありながら様々な理由からこれまで結婚できなかったという男女が多く集まっていると言えます。未婚率が増加しているとはいえ、結婚相談所を利用して結婚をすることを目指す方法は依然として有効であると言えるでしょう。